リハビリテーション
なご整形外科では医師の指示のもと、専属の理学療法士が患者さまの状態に合わせた個別のリハビリテーションプログラムを行ないます。
運動療法と物理療法を併用することで、痛みを和らげつつ筋力トレーニングや運動機能の向上をはかっています。
リハビリテーション室
当院では、広い空間に数多くの各種リハビリ機器が設置され、また常勤理学療法士による運動指導もおこなっているのが特徴です。
【リハビリテーション室スタッフ】
常勤理学療法士・作業療法士 5名
非常勤理学療法士 1名
リハビリテーションとは
患者様の状態に応じて、出来るだけ早くに、痛みや関節可動域制限を取り除き、家庭や仕事に復帰できるように実施されるものです。
医師の指示のもと、患者様の症状にあわせて、機器による治療である物理療法や、理学療法士による運動療法などを行います。
当院での主な対象患者様は、
・腰痛 ・膝や肩痛などの慢性関節疾患 ・腱鞘炎 ・外傷（骨折や脱臼や靭帯損傷など）
・関節リウマチ ・術前・術後の疾患（肩や膝の手術） ・スポーツ障害
など、痛みや関節可動域制限、筋力低下、歩行力低下のある方です。
物理療法
患者様の症状に合わせて、様々な機器による治療を行います。
当院では、他では見られないほどの数多くの機器があり、細やかな治療が行えます。
温熱療法：ホットパック、マイクロ波、過流浴
牽引療法：頚椎牽引、腰椎牽引
電気治療：SSP低周波、干渉波、低周波治療器、超音波治療器、近赤外線治療、レーザー 寒冷療法
リラクゼーション：アクアタイザー等
電動型間歇牽引装置（頚椎牽引・腰椎牽引）
頚椎、骨盤を機械によって牽引（引っ張る）し、脊椎の障害部位の炎症を抑える効果があります。
ホットパック
温熱による治療器は、マッサージ効果、血流促進効果があります。
マイクロ波
温熱療法のひとつ。皮膚から筋肉までを均等に加熱し、新陳代謝を促進します。
腰痛や関節痛などに使用します。
低周波、干渉波
周波数の異なる電流を流し、皮下組織に十分な刺激を加え疼痛の軽減を図り、
消炎鎮痛効果があります。
アルファービーム：赤外線治療器
遠赤外線により深部まで暖め、血流促進効果および鎮痛効果があります。
上肢・下肢向け温浴療法用装置
噴射ノズルより気泡が噴射され、患部を刺激し温熱とマッサージ効果をもたらします。
運動器リハビリを行う前に、患者様が患部を温めています。
マッサージ効果、血流促進効果があります。
メドマー：波動形末梢循環促進装置
空気圧でマッサージを行い、四肢の血行促進、リンパ浮腫に効果があります。
超音波治療器
体の深部の患部に温熱作用を認めます。
超音波骨折治療器
骨折治療が難渋される方に、効率的に骨折治療を促進させる超音波骨折治療器を装備しています。
クライオセラピー6：寒冷療法
−30℃の冷気が、高い鎮痛効果を発揮。
パワフルで効果的な療法を実現します。
アクアタイザー：ベッド型マッサージ器
水圧によるマッサージを行います。筋肉のこりをほぐし、血行の改善を図ります。
リラクゼーション効果もあります。
運動療法
常勤理学療法士による運動指導を行います。症状に合わせて機器と併用して行われます。
腰痛、膝や肩痛などの慢性関節疾患、腱鞘炎、外傷（骨折や脱臼や靭帯損傷など）、関節リウマチ、術前・術後の疾患（肩や膝の手術など）の患者様の痛みや関節可動域制限、筋力低下、歩行能力低下等の改善を図り、よりよい日常生活が行えるように、徒手療法や運動指導を行います。
また、近隣病院と提携し、肩、膝、頚、腰等の手術前後の患者様の理学療法も行っています。
また、競技復帰へ向けたスポーツ障害の子供さん等への指導も行っています。
義肢装具のフォロー
コルセットや杖、車椅子などの義肢装具のフォローをおこなっています。
義肢装具士による義肢装具の作成、形状やサイズの適合判定なども行なっています。
